セブン=フォートレスリプレイ フォーチューンの海砦(下) [セブン=フォートレスリプレイ]
「闇の宗教」残党との戦いから3年経ち、約束通りに再開したライムとナティノは
残党との戦いの中で知り合った「海」の神官シルファに助けを求められ、
格闘王ベガオとナティノの子供で双子の兄妹デニーズ&アニーズを連れて
水晶に侵された島ババウルへと上陸する。
ババウル島は白銀の結晶が舞う霧に覆われ、徐々に水晶による侵食が広がっていた。
原因である「水晶蟲」を倒し、シルファの待つ街へとたどり着いたライム達に、
絶えず進化を続け増殖する水晶蟲が群れ、そして「ラグシア戦乱」の遺物、
「堕ちた精霊獣」が襲いかかる。
世界をも呑み込むほどに進化を続ける精霊獣により、
世界は再び破滅へと向かってゆく。
「TRPGの黒歴史」と名高い事件で有名なリプレイ「フォーチューンの海砦」の後編です。
「フォーチュンの海砦」が何故黒歴史と呼ばれているのかというと、
もろもろの都合でプレイヤーが変更されるという事態に陥ったからです。
海砦(上)後半における3年後開始のあの場面ですね。
その都合というのが人間関係のトラブルなのだと言われています。
PCの短所をGMのきくたけさんがいじりまくったところ、
その担当プレイヤーが怒ってしまったのだとか。
さらにそれをきっかけに別プレイヤーと揉めてしまい、
結局その二人が交代することになったのだそうです。
当時リプレイの載っていた「TRPGマガジン」に
菊池たけしさんによるプレイヤー変更に対する説明記事が載せられたらしく、
実際私は読んでいないのでわからないのですが、
当時を知る人の話では、その記事は私情むき出しな内容だったそうです。
さて、リプレイについてですが、後編からは今尚セブン=フォートレスに受け継がれるシステム
「特殊能力&特徴チャート」と、惜しくも消えてしまった「バーニングシステム」が登場します。
特殊能力&特徴チャートは、怪しげな能力や特徴がランダムで付いてしまうシステムで、
その中に登場する「足がクサイ」はあまりにも有名です(笑)
そして「バーニングシステム」は、宣言をした上で「燃える行動」をすると、
どんなにピンチな場面でも、問答無用で何とかなってしまうという画期的なシステムでした(笑)
ストーリー重視でイニシアチブを無視することの多かった「フォーチューンの海砦」だからこそ
生まれ、許されたシステムなのかもしれませんね。
ちなみに、セブン=フォートレスの敵キャラは、死ななきゃ絵にならない場面では
どんなに高いステータスを持っていたとしても、一撃でやられなくてはいけない
という超法則がルールで定められているそうです。
きくたけさん曰く、義務なのだそうです(笑)
リプレイ内容は、超強力な精霊獣をどのように倒すのかが焦点になっています。
簡単に言えば「ドラゴンボール」の人造人間「セル」が大量に出てくるのを
なんとかして止めようということです。
そしてやることも「トランクス」が過去に言って未来を正す、
と同等のことになりますが、その過程が「酷」の一言。
最終的にリセットされること前提なのか、島の侵食、街の崩壊が次々起こり
NPCやPCがどんどん消えていきます。
しかも敵が進化を繰り返して強力になりすぎたため、
本当にもう「バーニングシステム」を利用しないと勝てません。
カッコつけないとシナリオを有利に進めないとか、なんだろう?
スタイリッシュな行動をすると有利になるガンメタル・ブレイズみたいです。
ただ、連続して熱い展開が続くので、後半はとても盛り上がっていました。
まさかベガオが過去から現在まで全部絡んで出てくるとは思いもよらなかったです(笑)
行動を共にすることの多かった子供たちに対しての最後の一言も見逃せませんでした。
暗くなりがちなシナリオを熱い展開で一気に駆け抜けるリプレイが
「フォーチューンの海砦」でした。
前半と後半の空気の違いを比較して読んでみるのも、面白いかもしれません。
残党との戦いの中で知り合った「海」の神官シルファに助けを求められ、
格闘王ベガオとナティノの子供で双子の兄妹デニーズ&アニーズを連れて
水晶に侵された島ババウルへと上陸する。
ババウル島は白銀の結晶が舞う霧に覆われ、徐々に水晶による侵食が広がっていた。
原因である「水晶蟲」を倒し、シルファの待つ街へとたどり着いたライム達に、
絶えず進化を続け増殖する水晶蟲が群れ、そして「ラグシア戦乱」の遺物、
「堕ちた精霊獣」が襲いかかる。
世界をも呑み込むほどに進化を続ける精霊獣により、
世界は再び破滅へと向かってゆく。
「TRPGの黒歴史」と名高い事件で有名なリプレイ「フォーチューンの海砦」の後編です。
「フォーチュンの海砦」が何故黒歴史と呼ばれているのかというと、
もろもろの都合でプレイヤーが変更されるという事態に陥ったからです。
海砦(上)後半における3年後開始のあの場面ですね。
その都合というのが人間関係のトラブルなのだと言われています。
PCの短所をGMのきくたけさんがいじりまくったところ、
その担当プレイヤーが怒ってしまったのだとか。
さらにそれをきっかけに別プレイヤーと揉めてしまい、
結局その二人が交代することになったのだそうです。
当時リプレイの載っていた「TRPGマガジン」に
菊池たけしさんによるプレイヤー変更に対する説明記事が載せられたらしく、
実際私は読んでいないのでわからないのですが、
当時を知る人の話では、その記事は私情むき出しな内容だったそうです。
さて、リプレイについてですが、後編からは今尚セブン=フォートレスに受け継がれるシステム
「特殊能力&特徴チャート」と、惜しくも消えてしまった「バーニングシステム」が登場します。
特殊能力&特徴チャートは、怪しげな能力や特徴がランダムで付いてしまうシステムで、
その中に登場する「足がクサイ」はあまりにも有名です(笑)
そして「バーニングシステム」は、宣言をした上で「燃える行動」をすると、
どんなにピンチな場面でも、問答無用で何とかなってしまうという画期的なシステムでした(笑)
ストーリー重視でイニシアチブを無視することの多かった「フォーチューンの海砦」だからこそ
生まれ、許されたシステムなのかもしれませんね。
ちなみに、セブン=フォートレスの敵キャラは、死ななきゃ絵にならない場面では
どんなに高いステータスを持っていたとしても、一撃でやられなくてはいけない
という超法則がルールで定められているそうです。
きくたけさん曰く、義務なのだそうです(笑)
リプレイ内容は、超強力な精霊獣をどのように倒すのかが焦点になっています。
簡単に言えば「ドラゴンボール」の人造人間「セル」が大量に出てくるのを
なんとかして止めようということです。
そしてやることも「トランクス」が過去に言って未来を正す、
と同等のことになりますが、その過程が「酷」の一言。
最終的にリセットされること前提なのか、島の侵食、街の崩壊が次々起こり
NPCやPCがどんどん消えていきます。
しかも敵が進化を繰り返して強力になりすぎたため、
本当にもう「バーニングシステム」を利用しないと勝てません。
カッコつけないとシナリオを有利に進めないとか、なんだろう?
スタイリッシュな行動をすると有利になるガンメタル・ブレイズみたいです。
ただ、連続して熱い展開が続くので、後半はとても盛り上がっていました。
まさかベガオが過去から現在まで全部絡んで出てくるとは思いもよらなかったです(笑)
行動を共にすることの多かった子供たちに対しての最後の一言も見逃せませんでした。
暗くなりがちなシナリオを熱い展開で一気に駆け抜けるリプレイが
「フォーチューンの海砦」でした。
前半と後半の空気の違いを比較して読んでみるのも、面白いかもしれません。
タグ:セブン=フォートレス
ナイトウィザード 目次
ナイトウィザードリプレイ
・星を継ぐ者
・紅き月の巫女
ナイトウィザードファンブック
第五弾 スターダスト・ティアーズ(星を継ぐ者)
柊サーガ
①星を継ぐ者
(外伝)柊蓮児第一の事件(スターダスト・ティアーズ掲載のコミック全3話)