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セブン=フォートレスリプレイ フォーラの森砦V3(上下) [セブン=フォートレスリプレイ]

七紋章歴005年。
瘴気を帯び、拡大を続ける魔の森のフォーラ地方侵食を止めるため、
グリューナ王は娘の「ティエル」王女とお付のメイド「シア」に
魔の森浄化手段捜索の任を与えた。
探索の協力者として、小心者勇者の「ヒュウガ」と女好きの亡命騎士「ザーフィ」を仲間に加え、
一行は魔の森の現状を知るという「大賢者」を尋ね、侵食の真実を知ることとなる。
そして侵食の裏で同時に動いている世界滅亡の危機に、彼らはまだ気づいてはいなかった。


「フォーラの森砦V3」は、セブン=フォートレスEXのソースブックとして発売された
「フォーラの森砦」をリメイクしたリプレイで、ファミ通文庫で上下2巻で発売されました。
「セブン=フォートレスV3」をベースに書き直されているため、
タイトルにV3がつけられています(笑)

他の「砦シリーズ」に比べて、GM目線での想定外の大惨事は少なく、
GM菊池たけしさんが張りまくった伏線が順調にバリバリ回収されていきます。
「リーンの闇砦」での鬱憤を晴らすかのようにもうバリバリと!

セッション開始前に「単純な冒険ものにします!(断言)
もう、書くのも読むのもめんどーな伏線ばりばりな話には絶対しねーっ!」
と言っていましたが、それは気のせいです。(笑)

また、使用するシステムが後半「アドヴァンスト」から「EX」に変更されているため、
単純なダンジョン冒険ものから、ストーリー重視に路線変更されているみたいで、
序盤に張られた伏線も合わせて、後半主人公格2人に、
「魔王」と「天使」という正反対な設定がモリモリ増えていきます。
その設定の増えっぷりと大きさが急展開過ぎてプレイヤーが置いてけぼりになりがちで、
度々GMから伏線の説明が入っていました。

惨事があったとするならば、エクスプローラーなメイド「シア」が
ダンジョン探索のメイン「罠発見」時にほぼ確実にファンブルをすることでしょうか?
どちらかというとプレイヤー目線での惨事が多いリプレイでした。

「EXパラメーター」を使ってシナリオを進めた時、一気に世界滅亡に近づいたのは内緒です(笑)
このシステムを使って更なる大惨事が起こる外伝「宝玉の七勇者」の紹介はまた次回に。

リプレイ終了後、ザーフィーがヒュウガのために旅立ちますが、
目的を果たして戻ってくるのは11年後(実時間)「シェローティアの空砦」中です。
この期間に彼が何をしていたのかが、砦シリーズ最大の謎かもしれません(笑)





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