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ダブルクロス・リプレイ 聖夜に鳴る鐘 [ダブルクロスリプレイ]

”ロードオブアビス”の反乱を解決してから約一年、
「檜山ケイト」はS市支部長「薬王寺結希」との日常を謳歌していた。
しかし、ケイトの親しい友人たちは彼を忘れ、または殺され、再び日常は崩れていく。
「あなたの大事なものをひとつひとつ奪ってあげる―――」
人との繋がりを絶たれたケイトは結希との別れを決意する。
それが薬王寺結希を守ることに繋がると信じて。


ダブルクロスリプレイ無印シリーズ第二弾「聖夜に鳴る鐘」は、前作「闇に降る雪」よりも
LOVE分多めでお送りしております。というくらいケイトと結希がイチャイチャしております。
爆発するといいよ(笑)
ケイトの母や周りの友人たちの態度や反応が、一年でどれだけ二人が接近しているのかを
教えてくれます。というかグイグイくっつけに来ています(笑)
そしてプレイヤーもノリノリで恋人日常ルートに入っていってます。

TRPGで時間経過中を伝えるには、NPCを使ってプレイヤーをのせるのがいいのだと
とても勉強になる一コマでした。

それはそうとケイトの母親は、息子の恋路を推せ推せでいい性格しています。
こんな母親欲しいですね(笑)

この恋愛模様の中で出てくる”薬王寺結希”の「はんにゃ」(般若)
「こいのぼり」「全滅支部長」と並ぶ薬王寺結希の代名詞が登場します。
これだけ複数の異名を持っているキャラクターも珍しいです(笑)
それだけ長く愛されているPCなのですね。


そしてまたもや来ました、田中天フィーバー!
堕ちて出会って日常って襲われて別れて立ちあがってと、
今回は映画一本分見終えたくらいの妄想をオープニングで語ってくれます。
誰だよエルマって(笑)


聖夜に鳴る鐘の個人的な見所として、
全体的にLOVE分多めのリプレイですが、シリアスパートに入ってからの落差の演出と、
全員がきちんと締めてかかるところは流石だと思います。
特にダブルクロスのシステムを使って演出されたケイトの苦境は本当にやられました。

そしてVIPキャラは上月司。
ケイトと結希の日常を盛り上げる親友キャラから、兄上月永斗への突っ込みと進行役、
そして行動を起こせなくなって行き詰まるPC達を、解決に導くまとめ役などを、
一手に引き受けています。まさに縁の下の力持ちです。
まぁ途中記憶なくしたりしちゃってますけど、格好良く思い出すのでチャラですよね(笑)



あと、リプレイのサブタイトルについているDynast(ダイナスト)は
菊池たけしさんが無意識に何度も使っている単語のようで、
今後のきくたけリプレイにも出てきますので、探してみても面白いかもです。


ダブルクロス・リプレイ 闇に降る雪 [ダブルクロスリプレイ]

日本北に位置するS市にて、通り魔的殺人事件が頻繁に起こっていた。
S市UGN支部は、元凶のオーヴァード”ロードオブアビス”を追っていたが、
彼からの反撃を受け、S市UGN支部は支部長を一人残し全滅した。

平和な日常を居場所とする未登録オーヴァード「檜山ケイト」は、
彼の通う高校2年C組に転入してきたUGN支部長「薬王寺結希」に、
事件によって”居場所”が壊されようとしていることを告げられた。
ケイトは結希の協力依頼を受け入れる。
事件を解決し、日常と居場所を守るために。

時を同じく「上月司」「上月永斗」も協力依頼を受け入れる。
事件解決と、自身の復讐のために。


これは、ダブルクロスリプレイ名物「全滅支部長」初お披露目のリプレイです(笑)
オープニング開始直後に支部全滅です、容赦ないですね
彼女のS市での初任務と檜山ケイトとの恋模様をご覧下さい。

日常を守る派の「檜山ケイト」「薬王寺結希」をメイン進行のシナリオとするなら、
”ロードオブアビス”への復讐が行動目的の上月兄弟は、重いサブシナリオかと思いきや、
飛び出す田中天オンステージ(笑)
彼の口から放たれるマシンガン妄想と、PC上月永斗のとんでも行動で話が全く進みません。
さすがは悪いプレイヤーの見本と言われた漢、大好きです(笑)
特に学食での電話シーンはあっちにこっちに全力で必見です。


闇に降る雪の個人的な見所は、檜山ケイトと佐島祐一の過去描写だと思っています。
ただの友人だった佐島祐一が、その場で思いついた回想や思い出話で
古くからの親友に昇格していく過程を見ることができます。
淡々と思い出を綴っていくことができるきくたけさんとかわたなさんは
本当にすごい人達だなぁと思います。

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