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アリアンロッド・リプレイEX 死者の花嫁(後半) [アリアンロッドリプレイ]

戦士は休息を欲していた。
強さを求め、修行を続ける日々から解放されるため、
カナンの街へと休息と補給に向かうエイジとシグ。
しかし、そこで二人を待っていたのは、雰囲気の違うカナンの街と
助けを求める小さな少女からの依頼だった。


アリアンロッドリプレイEXの後半パート「騒がしき休日」は、
無印シリーズが完結した後にセッションされた
「闇色の血の騎士」と「金色の鍵の英雄」の間を埋めるリプレイです。

なので、登場するエイジとシグは、レベルを下げて登場しています。
さすがはナイトウィザードで「下がる男」のプレイヤーを務める矢野さんです。
アリアンロッドでもレベル下がってます(笑)

そして、番外編ということでプレイヤーもやりたい放題です。
カナン神殿に無断で入り込んだり、
捜索依頼された猫の特徴がお腹に★があるというだけで、毛色をピンクにしたり
夜中にシルヴィの私室に飛び込んだりしています。
基本ツッコミの男二人が、真面目な調査パート以外はボケ倒しです。
休日だから仕方ないですね(笑)


前半「死者の花嫁」にて登場したショコラさんが再登場しますが、

ショコラさん超可愛いです。

前半ラストのカリスマ魔族っぷりが嘘のよう。
自分の持つ全勢力を使って必死に猫一匹を追いかけまわした挙句にミッション失敗。
さらには秘密を知られて赤面です。もうたまりません(笑

妖精いわく「子供は見ちゃいけません」だそうです。
どんな秘密だったんでしょうね?

続編のルージュシリーズで出てくる時には、カリスマを取り戻しているようなので安心です。
番外編限定キャラだからなのか、なかなか登場してくれませんが、
今後のリプレイでもまた出てくれることを期待しています(笑)


アリアンロッド・リプレイ3 金色の鍵の英雄 [アリアンロッドリプレイ]

闇色の魔将を倒すため、修行を続けるエイジの元に届いたのは、
カナンの街を襲う魔物の軍勢の情報だった。
間一髪でカナンを救い、さらに火の鍵を手にしたエイジは、
魔将率いる魔物の軍勢が故郷クラン=ベルへと近づいていることを知る。
エイジ、アム、ウェルチ、魔将と、「鍵」の適合者が一つに集まり、
6つの鍵を巡る死闘は、最終局面を迎えこととなる。


アリアンロッドリプレイ無印シリーズの最終巻、ついに鍵の謎が明かされます。
鍵とは何なのか?
何故魔将が鍵を集めるのか、
ウェンディルと相打ちになったガイアはどこに行ったのか。
などの謎が一気にわかる怒涛の展開です。

その中で、光の魔将と闇の魔将が同一人物だと判明しますが、
これを見た瞬間、この当時にネットゲームを遊んだことがある人なら誰もが思ったでしょう
「光と闇が両方そなわり、最強に見える」と(笑)
実際無印シリーズのラスボスですから最強ですけど、ちょっと笑っちゃいました。

そして、今回もギルドに参加しそうで結局しなかったウェルチ。
一足先にクラン=ベルに戻っていたため、魔将の襲撃を一人で受け持つはめになりますが、
なんとエイジ達がたどり着く前に軍勢の殆どを葬るという「ウェルチ無双」をしていました。
実は登場キャラの中で最強なんじゃないでしょうか(笑)

ですが、ボスを残して倒れるのはNPCのお約束。
「・・・・・・エイジさん、わたしがんばりましたよ」と可憐に振舞っていますが、
その妹の拳は完全に血濡れです(笑)


無印シリーズラストの選択で、世界を救うために人の道を外れて歩くこととなったエイジや、
その仲間たちのその後は、今後のアリアンロッドシリーズの中でちらほら見ることができます。

特に、「クラン=ベルの四英雄」に補欠当選した犬娘は、
本当にもういろんなところに引っ張りだこです。(笑)

彼らの世界を”救済”する冒険は、リプレイ終了後もまだまだ続いているようです。

アリアンロッド・リプレイ2 闇色の血の騎士 [アリアンロッドリプレイ]

父ガイアの汚名を返上し、故郷クラン=ベルを旅立つエイジに、
真相を隠したままクラン=ベルに残した最愛の妹、ウェルチがさらわれたことが知らされる。
相手の要求はエイジの捜索、期限は30日。そして今日がその最終日なのだという。
妹を救うため遺跡の罠を突破し最奥を目指すエイジ。
彼らの前に立ちふさがったのは、黒き衣装に身を包み、魔族に操られたウェルチだった。


ヒロイン、人質、シナリオボスから後半シナリオクリアの目標に至るまで、
全てがウェルチで詰められたリプレイです。

エイジのモチベーションアップの為とはいえ、
きくたけさんウェルチ好きすぎだろ(笑)

そして今回も、出てくるNPCアコライトがことごとく敵に回るという驚愕の事実。
そりゃぁウマの合うあの人も疑われるのは仕方がないですね。(笑)


また、前回の番外編「死者の花嫁」から「ベネット」が正式にギルド参入してきます。
そのためか、防御0を必死に守るシグ
ウマの合う人へのツッコミ疲れで精神攻撃を受けるシグ
シナリオギミックを突破するためにひたすら時間とお金を計算し続けるシグ

今回のリプレイではシグの苦労性がさらに際立ってきます。

がんばれシグ!ギルドの生死は全て君のMPにかかっているのだから!

アリアンロッド・リプレイEX 死者の花嫁(前半) [アリアンロッドリプレイ]

食料もなければ金もない、クラン=ベルから旅立ったエイジ一向は餓死寸前だった。
そんな極限状態の全滅の危機の中、一人のアコライトの少女と出会う。
少女は、村の掟で今年妖魔に捧げられる花嫁なのだという。
生贄の日が迫る中、全滅回避の恩を帰すために妖魔退治を引き受けたエイジたちに、
妖魔の待つ迷宮最奥にて、花嫁の真実が明かされる・・・。


「死者の花嫁」はアリアンロッド無印シリーズの
「銀の輪の封印」と「闇の血の騎士」の間を埋めるリプレイです。

「ドラゴンマガジン」掲載分としてのセッションだったために番外編扱いとなっていますが、
アリアンロッドリプレイ内で(たぶん)一番有名なPC三下犬娘「ベネット」が初登場します。

いや、狼(ヴァーナ)なんですけどね(笑)

メインPCヒロイン「アム」役の小浜智さんが病欠ということで、
急遽番外編用のPCヒロインとして立てられたのですが、

「あっしの名前はベネットでヤンス」

の一言で、ヒロインの座から一秒でスピンアウトした伝説を持っています。
また、アリアンロッド無印リプレイ内で、一度も防具を着なかったことでも有名です。

GM兼著者の菊池たけしさんが、あとがき内で、他の人に迷惑がかかるため
絶対に真似してはいけないプレイだとして挙げています(笑)

ストーリー的にはファンタジーによくある生贄ものの話ですが、
最後にふたひねりくらいされています。

エイジが機転を利かせた行動をとらなかったら、全滅もありえたかもしれません。



「アリアンロッド・リプレイEX 死者の花嫁」の後半パートには、
無印シリーズ終了後にセッションされた書き下ろしリプレイの「騒がしき休日」
掲載されていますが、そちらはまた後日紹介させていただこうと思います。



アリアンロッド・リプレイ 銀の輪の封印 [アリアンロッドリプレイ]

かつて、英雄と呼ばれた男がいた、彼の名はガイア。
彼は、突如として仲間達を裏切り、この地を司る大精霊を迷宮の奥へと封印した。
水の街と呼ばれたクラン=ベルも今では水が干上がり、緑は枯れ、大地は砂漠と化した。

日は流れ、「堕ちた英雄」の息子エイジは、父の汚名を注ぎ無実を晴らすため、
冒険者となり水の大精霊の封印を解くことを決意する。
しかし、エイジによる大精霊の開放は、魔族の企む計画の始まりであった。



このリプレイは、アリアンロッドのベータ版を使用してセッションされたリプレイです。、
要はアリアンロッドが発売する前に先行販売された本なのです。

アリアンロッドのアピールなどの意味もあるかと思いますが、著者兼GMの菊池たけしさんは、
「『アリアンロッド』というゲームを、読者のみんなと創っていくため」
「ルールブックの発売が、ゲームの完成ではない」とリプレイあとがき内で記しています。

そのため、リプレイ内でも全員が全員手探り状態でプレイしています(笑)
熟練プレイヤーの皆さんが、あれは何だこれは何だと右往左往している姿を拝見できます。

今ではもう魔法防御0がお馴染みの「ゴーレム」に対しても、
まずは攻撃
⇒効かないので魔法
⇒⇒よく効いたので武器に属性付与
と段階を踏んでいくのはとても新鮮です

さらには、GMのきくたけさんもアリアンロッド初セッションだったようで、
遠距離攻撃を全く想定していない迷宮を作ったがために、過程を完封されることもしばしば(笑)

アコライトが好きすぎて、プレイヤーが萌えアコを作らなかったという理由だけで
後の重要NPCとなるアコライト(女)をその場でポンと作ってしまったりもしています

何でもありです。


アリアンロッド後の基盤となる物語を、このような形でポンポン作っていくのですから、
TRPGを作る道というのは、本当にどこにでもつながりうるんだろうと思えました。



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